Diary : Oct 8
つい先日、Instagramで絵を描いていたアカウントを消した。特に意味もなく「ああ、だるい」という感じが過去最高に達したからだ。
恋人とのあいだに起きた出来事を、適当な絵と色、文章をかき、投稿していた。特にかわった出来事ではない。普通のことを描いていた。
少しずつ、信者のような人がでてきて、反対にアンチもわいてくる。インスタって本当にちょろい場所なんだと感じたのが、削除したアカウントを作ってすぐだった。
はじめのうちは、ひとつの投稿に300いいねつけば嬉しかったが、どんどんいいねは増え続け、1000いいねを越さなければ納得いかなくなった。フォロワーも、このまま1週間ほど続けたら10000人を越すだろうと思う勢いだった。
信者のような人が増えるたびに、絵の中の私を現実の私だと思い込んだコメントが増える。「きっと美人なんだろう」「スタイルがいいんだろうな」「コスメは何を使ってますか?」…
現実の私はほんとうに美人でもなければスタイルが良いわけでもない。ただの下の下の女なのだ。こういったこともあり、Instagramと現実の自分の差に疲れてしまった。
Instagramのアカウントを削除したのは、
本当に自分の日常を充実させて、より質の高い日々を送りたいからだ。それは本当。
また、承認欲求が高まったらきっとInstagramを始めると思う。だってあそこは本当にちょろいから。
おわり